きっかり5兆を選んだ手 ― あふれた分だけ手放して、四年動かない

CAW がまだ生まれたばかりの、いちばん早い数日のこと。ひとつの財布が 6.166兆を受け取り、そのわずか三日後、あふれた分だけをそっと手放して——ちょうど 5兆という、まんまるな数字を残した。それから四年、その5兆は一度も動いていない。❶ 2022年4月15日、アドレス 0xBe08…5026 は 6,166,111,214,446 CAW を一度の送金で受け取った(LBP=最初の売り出しの週、CAW のいちばん最初の数日)。❷ 三日後の4月18日、端数にあたる 1,166,111,214,446 CAW を送り出し、手元をきっかり 5,000,000,000,000 CAW(5.000兆) にそろえた。半端を落として、区切りのいい数字で立ち止まったのだ。❸ そして今日まで、その5兆はびた一文ぶれていない——確認した残高は、いまも ちょうど 5.000兆(欠けも余りもない)。なぜ「5兆きっかり」だったのか、その気持ちは本人にしか分からない(意図は未確認)。読めるのは、残高と移動の記録だけ。それでも、あふれた分をわざわざ削って“まんまるな5兆”を選び、そのまま何年も守っている手つきには、どこか静かな決意がにじむ。ここに値上がりの約束はない。あるのは、たったひとつの穏やかな事実——『きりのいい数字を選んで、そこで動かないと決めた手が、四年たってもそのまま』。はじめて CAW に触れる人には、それが小さな灯りに見えるかもしれない。誰かがずっと前に“ここに置く”と決めて、いまも守り続けている場所が、この銘柄にはちゃんとある。 🐦⬛